リヴァイアサン

【リヴァイアサン】

 

---魔生物目 ウォータードラゴン科 海龍属 リヴァイアサン種

リヴァイアサンとは旧約聖書に登場する海の怪物の代表的な生物である。
この怪物の正体がドラゴンであると確認されたのは1977年日本の漁船が南洋沖でその死骸を引き上げた事で証明された。
(表向きではこの死体はその場で直ぐに破棄された事になっているが、当研究所が内密且つ迅速に入手した)
これによって海中にもドラゴンが生息する事が明らかになり、
早速我々はドラゴンの卵を海中で孵化させる実験に入った。

(ご存知の様にドラゴンの卵は孵化場環境によって誕生する種が変化する)
その結果、見事に誕生したのがこのリヴァイアサンのベビー達である。

(海域によってその姿は異なり、これまで孵化したベビーリヴァイアサンには幾つかの姿が確認されている)

リヴァイアサンは意外な事に陸上でも活動する。
この為、無理に海水を用意する必要もない。
しかし、淡いウォーターブルーパールの鱗は水中で映える。
ぜひ飼育の際には時々、“実際に水中に入れてやる”事をお勧めする。

   以上 ドラゴルーン魔生物研究所 ドラゴン飼育資料より抜粋

 

 

発見当初に南極圏海域で実験的に孵化させたベビーリヴァイアサンの姿。

アイス系統のそれにも似た姿が確認された。

事実、この後に我々はアイス系統ドラゴンの孵化に挑戦する事となった。

結果はアイス系統ドラゴンの続報にて。

 

 

 

近年は通常通りに南洋にて孵化させている。

リヴァイアサンにとってもこの形態が安定しているようで、

健康体が極めて多く、大変に飼育もしやすい。